壁紙と塗装どちらがいい？内壁塗装のメリットとそのやり方を紹介
内装リフォームをするにあたって壁紙をはるか、塗装で仕上げるかは結構悩むポイントかもしれません。工期を短くし費用も抑えたければ壁紙の方が優位です。しかし内壁塗装は外壁ではなかなか表現できない味わいのある色合いにでき、オリジナリティも出てくるものです。そこでここでは内壁塗装ならではのメリットや自分で行う際の注意点について解説します。
内壁塗装をするメリット
内壁塗装をするメリットについてまずは見ていきましょう。カラーが充実している、塗り替えでいつまでもきれいな状態をキープできるなどのメリットが期待できます。
バリエーションが豊富
内壁塗装のメリットとして大きいのは、カラーバリエーションが充実している点です。単色を選ぶのも良いでしょうし、複数の色を混ぜ合わせることもできるのでそのバリエーションは無限大といっても過言ではありません。また同じ系統の色でもトーンなどがちょっと違うだけで見た目の印象も変わってきます。例えばホワイトだけでも、164色ものバリエーションがあるといわれています。内装の色にこだわりのある方は壁紙よりも塗装の方がおすすめです。
塗り替えが可能
内壁塗装も段々時間の経過とともに汚れていきます。しかし塗装であれば、塗り替えすることでまたきれいな状態を取り戻せるのもメリットの一つです。壁紙の場合、もし取り替えるとなると全体を取り替えないといけません。一部のみの取り換えが周囲の色合いとの関係もあって、難しいからです。内壁塗装の場合、壁紙と比較して簡単に補修できます。また壁紙の場合、使っているデザインがいざ取り替えようと思っても製造中止で入手できないといった事態も考えられます。
エコ
壁紙の場合、貼りかえるとなると使い終わった壁紙は廃材として処分しなければなりません。しかし内壁塗装の場合、新しい塗料を上塗りする形になるので廃材は一切出ません。地球にやさしくエコであるという点も魅力的です。
内壁塗装をDIYする方法を紹介
内壁塗装は業者にお願いすることもできますが、DIYで対処する方法もあります。DIYで内壁塗装するのは十分可能です。塗料はホームセンターや通販などで入手できますし、その他の道具も同じように調達できます。きれいさではプロに劣るかもしれませんが、自分たちならではの味のある内容に仕上げられます。
道具を準備する
まずは塗装するのに必要な道具を準備しましょう。塗料やローラー、刷毛が必要なのはお分かりでしょう。塗料ですが一つ注意が必要です。塗料は2回塗りで仕上げないといけないので、施工対象面積の倍の量を確保する必要があります。また下地処理の際にコーキング材も必要になるので、調達しておきましょう。さらに養生テープやマスキングテープ、マスカーも自分が塗装したい個所以外に塗料がかからないようにするために必要となります。あと古新聞があると便利です。使い終わったマスキングや塗料の残りを捨てる際にまとめられるからです。
まずは下地処理
もし内壁に汚れがある場合には中性洗剤や雑巾などを使ってきれいにしておきましょう。特に室内で喫煙する場合、ヤニがしつこくこびりついている可能性があります。雑巾がけ以外にもヤニ止めシーラーがありますので、こちらを使ってみるといいでしょう。
養生する
塗装を行わないところにはマスキングテープなどを使って、養生しておきましょう。注意したいのはコンセントカバーや電気スイッチ部分です。養生する場合にはカバーを外して行ってください。カバーを取り付けるので、スイッチやコンセントの中心部分に塗料が付かなければいいでしょう。
塗装しよう
準備の整ったところで、いよいよ塗装の工程です。塗装は2度塗りすることで、きれいに仕上がります。まずとそうして、完全に乾燥したところで2回目の塗り工程に映ってください。乾いたかどうかは、養生テープやマスカーなどに付着している塗料を指で拭ってください。もし指に塗料がついていなければ、乾燥していると判断していいでしょう。塗り方は1回目とほぼ一緒でかまいません。しかし1回目と比較して、気持ち薄く塗るようにすると上手く塗ることが可能になります。厚く塗りすぎると、気泡や色ムラが発生して仕上がりが悪くなってしまうからです。
まとめ
壁紙の方が費用は安く抑えられますが、内壁塗装はカラーバリエーションが充実している分、自分のこだわりの色合いに仕上げることができます。また必要なアイテムがそろっていれば、DIYで塗装することも可能となります。自分でやってみたい方は、注意点を押さえて対応してみましょう。
しかしやはり、仕上がりにこだわりたければ、プロの業者にお願いするのがおすすめです。「有限会社K・company」では建物の各種塗装を行っています。当社には塗装のスペシャリストともいえるような経験豊富なスタッフが多く在籍しています。お客様の要望にしっかり耳を傾けたうえで、クォリティの高い塗装工事を行ってまいりますので内壁塗装を検討しているのであればお気軽にご相談ください。
